姓名判断コラム ~運気と運勢~
この姓名判断コラムでは、名前における迷信や漢数字の字画の数え方などの姓名判断についてだけでなく、コラムとして様々なことにふれていきたいと思います。
占いでは必ずといっていいほど使われる「運気」と「運勢」という言葉。
ですが、この「運気」と「運勢」という言葉はとても似ていますが、指し示す意味は解釈一つで異なってきます。
「運気」と「運勢」はどのような違いがあるのでしょうか?
ここでは「運気」と「運勢」についてふれてみたいと思います。
まず、「運気」ですが「運気」という言葉は「運」という字と「気」という字が合わさった字です。
運気の「気」ですが、これは「気持ち」ということです。
「気」は「こころ」を示します。
もう一方の「運」ですが、簡単にいえば、起こる出来事のことをさす言葉です。
相手の有無に関わらず、受ける影響全てが「運」というカテゴリーに入ります。
例えば、「宝くじに当たった」というのも「運」ですし、「道で転んでケガをした」というのも「運」です。
もちろん、外から受ける影響全てがプラスに働き続けるはずはなく、どんなラッキーな人でもこの「運」の浮き沈みはあるものです。
元々「運」という言葉自体は非常にニュートラルなポジションです。
だから「運」が「悪い」とか「良い」というようにプラス、マイナスのバロメーターをつけて会話するのではないでしょうか。
つまり「運勢」という言葉は読んで字の如しで、その流れがプラスに働くかマイナスに働くか勢いを見ることをさします。
「運勢を見る」とかいいますが、起こる事態を予想するということは、いかにも占いチックな言葉だと思います。
ですが、なぜ占いで「起こる出来事」を示す「運」と「メンタリティ」を示す「気」を併せた言葉を使うのでしょうか。
それは幸せをはかるバロメーターとして「メンタリティ」を外すわけにはいかないからです。
例えば、悪いことが起きたわけではないのに気分が乗らないときは誰だってあると思います。
反対に気持ちが充実しているときは嫌なことが起こってもヘッチャラなときもあります。
起こる出来事がプラスに働けば、100パーセント幸せを感じることが出来るかといえば、必ずしもそうではありません。幸せ、不幸せを決めるのは「こころ」だということです。
人生は「起こった出来事」と「どんか気持ちで生きてきたか」の二つで構成されていると思います。
私たちはいつも「起こる出来事」にばかり目がいってしまいますが、実は「気持ち」はそれと同じくらい重要なのですね。
「気力」といいますが、気持ちの持ち方一つで人生は大きく変わってきます。
「こころ」は目に見えないものです。表面的に恵まれているようにみえても実は満たされない思いを抱えているときもあります。私たちはついつい自分の物差しでばかりで計りがちですが、目に見えない「こころ」に左右され生きています。
そんな目に見えない部分である「こころ」だからこそ「礼儀」や「作法」は他者に心を表現する目安として開発された手段であったように思えます。
これもまたついつい形にこだわってしまいがちですが(笑)
ただ、やはり悪いことばかり起こると幸福感を保ち続けるのは難しいものです。
元々、占いは「充実した人生を歩むこと」を目的としているので、「運」だけではなく「心」を示す「気」という字を併せて使用しているのではないでしょうか。
